COPYRIGHT(著作権・二次利用)
当店で、制作したデザインの著作権や二次利用の注意事項を記載しております。
■当店で制作したデザインは、基本はMacoの著作物となります
お客様が「デザイン料を支払ったので、著作権は自分のもの」と認識されることがあります。
ですが、当店で制作したデザインはMacoの著作物であり、著作権はMacoに帰属します。
その為、Macoに無断で別の用途に使用したり、色や形を変えて使用する事はできません。
※ 事前にご相談頂ければ、内容によっては使用して頂いても問題ない場合もございます。
著作物について
■デザインの二次利用(使い回し)について
時折「チラシのデザインをWEBサイトに使用したいのでデータをください」というようなご要望があります。
ですが、チラシの為に制作したデザインは、WEBサイトの為に制作したデザインではありません。
このように、デザインを別の用途に使い回すことを【二次利用】といい、【二次利用料金】というものが発生いたします。また、お客様自身が無断で修正・変更、アレンジ、別の用途に使用する事は「同一性を保持する権利」として法律(著作権法第28条)で禁じられています。
〈デザイナー's 視点ポイント〉
例えばチラシの為にデザイン制作をしたものは、その一つ一つの配置や配色というものは、感覚的・思考的に細部までこだわり、その位置!その色!という感じでデザインをし、フィニッシュしております。それを配置や配色を変えて別の用途に使用されるのは、デザイナーにとっては大変不本意なこととなるのです。ご了承ください。
別の用途で使用されたい場合は、Macoにご連絡いただきデータの二次利用をする旨をお知らせください。【二次利用料金】のお見積りをお伝えさせて頂き、お支払い完了後に使用を許可させていただきます。なお、【二次利用料金】の金額につきましては、使用される媒体の露出度や重要度によって違いますが、およそデザイン料金の30%~80%の間になります。WEBサイトの場合は露出度も高く重要なツールなので50%以上の料金になります。
■デザインデータの買い取りについて
「自分で少し配置を変えて違う物に使用したいので、元データをください」などと伝えられることがありますが、当店にて制作したデザインデータの譲渡権は著作者であるMacoが有しており(著作権法第26条の2)、原則、無償での譲渡はお受けしておりません。
※ここで記載しているデザインデータとは、編集やアレンジができる元(版下)データのことです。
デザインデータを使用してアレンジをしたい場合は、データの【買い取り】が可能です。この場合は、デザイン・元(版下)データ制作料とは別に【買い取り料(デザインデータ譲渡料)】をいただきます。デザインデータの内容及び状況によって変動しますので、その都度お見積りさせていただきますが、目安は、デザイン・元(版下)データ制作料の3〜10倍程度の費用が必要になります。
デザインデータの買い取りをしていただくことも可能と記載しましたが、修正がある場合は修正の依頼をしていただければと思います。デザインの変更や大幅な修正ではなく、文字の修正のような簡単なものであれば修正料金は数千円程度ですので、買い取りしていただくよりも経済的です。
■ロゴマーク・シンボルマークについて
ロゴマーク・シンボルマークは、様々な媒体で使用できるように、Adobe Illustratorのアウトラインデータにて納品させて頂きます。その他、ご希望の形式での納品も可能です。
また、当店のロゴマーク・シンボルマーク制作料には【著作権譲渡料】を含めております。著作権の譲渡契約を締結の上、データをお渡しいたします。
但し、制作マークに関しましては、他に類似のマークが無いか?などを予め調査いたしますが、権利譲渡後に発生したトラブルに関しましては責任を負いかねますので、予めご了承ください。
■著作権と著作者人格権
【著作権(財産権)】は譲渡できます。しかし、その場合でも「同一性保持権」によりデザインを勝手に変えて使用したり、アレンジすることはできないことになっています。それは【著作者人格権】という法律があるからです。【著作者人格権】は、著作者であったとしても第三者に譲渡できない権利です(著作権法59条)。そのため「同一性保持権」は守っていただくことになります。これは勝手にデザインを改変されてしまうことを防ぐ権利です。たとえ高いお金を支払って著作権を譲渡されても、デザインを好き勝手に変えることはできないのです。
※当店では、こちらの内容は特にロゴマークやシンボルマークに対して適応します。
以上の内容につきましては、全てのデザイン制作に携わる企業・個人様が保有している権利となります。
無形のアイデアを守るための COPYRIGHT・ポリシーとなりますので、皆様のご理解ご協力を宜しくお願いいたします。